コントロールパネルはドメインにメールサービスを提供するQメールサーバとともに動作します。インストール後、メールサーバは自動的に設定され使用できますが、デフォルト設定が希望に合うかどうか確認するようお勧めします。
クローズドリレーでは、メールサーバはこのサーバ上にメールボックスを持っているユーザへのE-mailしか受け付けません。顧客はあなたの出力SMTPサーバを通して一切メールを送信できません。従って、メールリレーをクローズにすることはお勧めしません。
リレー認証後、顧客だけがあなたのメールサーバを通してE-mailの送受信ができます。[要認証]を選択し、許可方法を指定することをお勧めします。
ディクショナリ攻撃とは、誰かが様々な言語の組み合わせを試すプログラムを実行し、有効なユーザ名とパスワードを探し当てようとすることです。多くのユーザがパスワード選択に注意していないのでディクショナリ攻撃は成功しやすいと言えます。
[短縮または完全な名前の使用を許可]を選択することで、ユーザに対しメールアカウントへのログインをE-mailアドレスの@の前まで(例:username)を指定するだけで許可、または完全なE-mailアドレス(例:username@your-domain.com)を指定してのログインを許可します。
異なるドメインに存在し、同一のユーザ名とパスワードを持つE-mailユーザに対し起こりうる認証上の問題を避けるには、[完全なメールアカウント名の使用のみを許可]を指定します。
メールサーバを完全なメールアカウント名しかサポートしない設定にしてしまうと、メールボックスに暗号化パスワードがなく異なるドメインに偶然同じユーザ名とパスワードを持つユーザアカウントがないことを確認するまでは短縮アカウント名もサポートするように戻すことはできません。
注: SpamAssassinスパムフィルタのようなアンチスパムシステム、Trend Micro RBL+ サービス(MAPS)をベースとした保護システム、Sender Policy Framework (SPF)を設定したい場合は「アンチスパム保護の設定」セクションへ進んで下さい。