Crontab によるタスクのスケジューリング (Linux ホスティング)

特定の時間にサーバでスクリプトを実行する必要がある場合、システムで自動的にスクリプトが実行されるタスクスケジューラ機能をサーバで実行します。

ユーザ「root」の代わりにコントロールパネルユーザによるタスクのスケジューリングを禁止するには、サーバのファイルシステムの /parallels_plesk_panel_installation_directory/var/root.crontab.lockという名前の空のファイルを作成します。

Parallels Plesk Panel のインストール時に、以下のタスクが自動的に作成されます。

これらのタスクはすべてドメイン統計やデータベースやレポートに関連しているため、これらのタスクは変更したり削除したりしないことをお勧め致します。

ドメインベースごとにタスクのスケジューリングを行うこともできます。 それには以下と同じ手順を踏みますが、ただし[設定]>[スケジューリング済みタスク]に進む代わりに[ドメイン]>[ドメイン名]>[スケジューリング済みタスク]に進んでください。

タスクをスケジューリングするには、以下の操作を実行します。

  1. [設定]>[スケジューリング済みタスク]に進みます。
  2. ハンドラを実行するシステムユーザアカウントを選択します。
  3. [新しいタスクのスケジュール]をクリックします。
  4. コマンドを実行する時間を指定します。

    UNIXクローンタブエントリ形式を使用して、時間をスケジュールできます。 この形式では、次の作業を実行できます。

    Nごとに実行するようにタスクをスケジュールするには、「*/N」の組み合わせを入力します。Nはそのフィールドの適切な値です(分、時、日、月)。 例えば、[分]フィールドに「*/15」を入力すると、15分ごとに起動するようにタスクがスケジュールされます。

    月および週は省略名(Aug、Jul、Mon、Satなどの最初の3文字)で入力できます。 ただし、省略名はコンマで区切ったり、数字と一緒に指定することができません。

  5. 実行するコマンドを指定します。 [コマンド]入力ボックスに入力します。

    例えば、バックアップ作成タスクを指定した時間に実行して、バックアップファイルをメールアドレスに送信するには、次のコマンドをコマンド」入力ボックスに指定する必要があります。

    /usr/local/psa/admin/sbin/backupmng

  6. [OK]をクリックします。

スケジューリングされたタスクの実行を一時的に中断するには以下を実行します。

  1. [設定]>[スケジューリング済みタスク]に進みます。
  2. タスクが実行されたシステムユーザアカウントを選択します。
  3. 中断するタスクを選択し、そのコマンド名をクリックします。
  4. [スイッチオン]チェックボックスを解除し、[OK]をクリックします。

スケジューリングされたタスクを再開するには以下を実行します。

  1. [設定]>[スケジューリング済みタスク]に進みます。
  2. タスクが実行されたシステムユーザアカウントを選択します。
  3. 実行を再開したいタスクを選択し、そのコマンド名をクリックします。
  4. [スイッチオン]チェックボックスを選択し、[OK]をクリックします。

タスクをキャンセルするには、以下の操作を実行します。

  1. [設定]>[スケジューリング済みタスク]に進みます。
  2. タスクが実行されたシステムユーザアカウントを選択します。
  3. スケジューリングを解除するタスクの左側のチェックボックスを選択します。
  4. [削除]をクリックします。
  5. 削除を確認して[OK]をクリックします。